【MUAコラム】「コスメ難民の終着駅」と言われる理由|私がシンガポールの気候にこだわり続ける動機

「シンガポールに引っ越してきてから、日本のメイクが全く通用しなくなりました。現地の気候に合うコスメやケアを教えてくれる人をずっと探していて……やっと出会えました

先日、メイクレッスンを受講されたお客様から、そんな切実で、心を揺さぶられるようなお言葉をいただきました。

「やっと出会えた」


その言葉をいただいた時、胸が熱くなりました。


実は、シンガポールで暮らす中で同じような悩みを抱える方は決して少なくありません。皆さんの声に触れるたび、環境に左右されない美しさを届けたいと強く思います。



私は日本で、ヘアスタイリスト、メイクアップアーティスト、ネイリスト、フェイシャリスト、アイリストなど、各分野のトッププロが集結する大手トータルビューティーサロンに勤務していました。そこでメイクアップアーティストとして8年間(3年目からはフェイシャリストも兼任)在籍し、資生堂やShu Uemuraなどの一流の理論をベースに、「似合わせ」の技術と理論を徹底的に叩き込まれました。

サロンではヘアのお客様が多かったため、髪型とメイクのトータルバランスを考え抜く毎日。さらに、肌の土台から整える「メイク×フェイシャル」の組み合わせを数多く担当し、数え切れないほどの女性の肌と向き合ってきました。



そんな私が、なぜ今、特定のスタジオを構えず「出張形式」というスタイルで、シンガポールの気候に特化した発信をしているのか。
今回はお客様からいただく声に応える形で、私のプロとしてのスタンスとお仕事の裏側をお話しさせてください。

現場主義だからわかる、シンガポールの「湿気×冷房」の現実

  • 朝、丁寧に仕上げたファンデーションが、家を出て駅に着く頃にはドロドロに浮いてしまう…
  • 夕方、ふと鏡を見ると、毛穴が目立ち、肌の内側はカサカサなのに表面だけがテカっている…


ブログを読んでくださる在住者の方々が抱えるこれらの悩みは、あなたの肌のせいでも、テクニックのせいでもありません。ただ、「日本の環境向けのメイク」をそのままシンガポールに持ち込んでしまっているから。
環境に合わせたアプローチに変えるだけで、そのお悩みはすっと紐解けるはずです。

シンガポール特有の環境が肌に与える影響と、まず最初に見直すべき基本のロードマップはこちらから。
【関連記事:【シンガポール在住者向け】来星直後に見直すべきベースメイク理論|湿度80%に負けない肌作り

徹底的に実験し、腑に落ちたものだけを届ける「追求癖」

私には、仕事の時だけカチッと入る特別なスイッチがあります。それは、「すべての美容において、理にかなっていないと絶対に気が済まない」という、かなり尖った追求癖です。

日本にいた頃から、新しい理論やコスメが出れば、まずは自分の顔で実験するのが常でした。「なぜこの成分で毛穴が隠れるのか?」「なぜこの組み合わせだとヨレるのか?」を徹底的に解剖しないと、お客様に自信を持って提案できないからです。

シンガポールに来てから、この一見「オタク」とも言える性格が、本当に良い方向に生かされているなと感じます。

シンガポールの年中「湿度80%×強冷房」という過酷な環境は、日本で培った美容の常識を簡単に覆してきます。だからこそ私は、現地で手に入るコスメやスキンケアを、まずは必ず自分の肌で試し、納得がいくまで実験を繰り返しています。

先日もお仕事の中で、「時短になるからクッションファンデを愛用しているけれど、時間が経つとドロドロに崩れてしまう」というご相談を受けました。シンガポールではローカル・日本人を問わず日韓のツヤ系コスメが人気ですが、まさにここに環境の罠があります。

日本や韓国のトレンドであるクッションファンデは「保湿やツヤに全振り」しているものが多く、それをそのまま湿度の高いシンガポールで使うと、どうしても崩れるリスクが高くなってしまうのです。

こうした「なぜ崩れるのか」の明確な理由と解決策を、実体験と理論ベースでお客様にシェアできること。それこそが、私が何よりも大切にしている「メイクセンス(腑に落ちる感覚)」です。

シンガポールの気候に合うクッションファンデの具体的な選び方については、こちらの記事でロジカルに解説しています。
【関連記事:【シンガポール在住者向け】クッションファンデは本当に使える?|アジアの気候から見る正解の選び方


なぜ、私はあえて「自分のスタジオ」を持たないのか

「サロン(店舗)はどこにあるんですか?」と聞かれることがよくあります。
結論から言うと、私は自分の固定スタジオを持っていません。すべてお客様のご自宅やホテル、撮影現場へ直接伺う出張スタイルをとっています。

これには、プロとしての明確なこだわりがあります。

ひとつは、お客様にとって「最も贅沢で、効率が良いから」です。
セレブリティの対応や、分刻みで進行するブライダルの現場、広告撮影。これらはすべて、私が現場に出向くからこそ、最高のクオリティとスピード感が担保できます。

これは個人のお客様向けのレッスンでも全く同じです。お客様が毎朝立っているドレッサーの光の環境、今お持ちの一軍コスメたちのラインナップ。それらをすべて私が直接見て、その空間の中でレッスンを行うからこそ、明日からご自身の鏡の前で100%再現できる「本当に一生使える肌のトリセツ」をお渡しできるのです。わざわざサロンへ足を運ぶ往復の時間もかかりません。



もうひとつは、シンガポールの高いスタジオ家賃にコストをかけるくらいなら、その分のエネルギーを、お客様への「技術」と「価値」として100%還元したいからです。

形だけの店舗を維持するためにコストを割くくらいなら、私は常に現場の第一線で感性をアップデートし続け、本当に信頼できる一軍のコスメを揃え、あなたの肌と技術のためだけにそのすべてのエネルギーを注ぎたい。

ラグジュアリーな空間をお貸しするのではない、「現場の最前線にいるプロの技術と知識を、あなたのためだけに丸ごと出張させる」という、最も密度の濃い贅沢をお届けしたいのです。

プロ目線の「一軍コスメ」の紹介はこちらから。
【関連記事:【プロの現場一軍】15年のキャリアで辿り着いた「絶対外さない」精鋭コスメ5選

ここを、あなたの「コスメ探しの終着駅」に

トータルビューティーサロンで培った皮膚科学とヘアメイクのバランス感覚。そして、自分の肌で実験して導き出した、シンガポールの気候に負けない「引き算の美学」。

これらがあるからこそ、私は単なるコスメのレビューではなく、お客様が深く納得できる「説得力のある正解」をお伝えできると自負しています。

SNSで流行っている日本のトレンドをそのまま試しては、「やっぱりシンガポールだと崩れる……」と、コスメジプシーになって悩まれている方は少なくありません。

私のブログやレッスンが、そんな彼女たちの「終着駅」になりますように。

「自分に似合う色」という枠を超えて、本当に好きなメイクを自由に楽しむための具体的なテクニックはこちらから。
【関連記事:パーソナルカラーが違うチークを楽しむ裏技|似合うも、好きも、どちらも叶えるメイク術



あなたの「好き」も「似合う」も、このシンガポールの強い日差しの下で、絶対に崩れない美しさとして叶えてみせます。どうぞ、安心してお任せください。



湿気に負けない
「自分だけの肌のトリセツ」が欲しい方へ。


出張でのパーソナルメイクレッスンや、
前撮り・ブライダルの
ヘアメイクを承っています。

現場主義のプロだからこそお伝えできる、
あなただけの崩れない美しさを
一緒に見つけましょう。


【お問い合わせ・ご予約】

※シンガポール在住の方、
日本から前撮り等で来星される方、
どなたでもお気軽にご連絡くださいませ。



yukko|メイクアップアーティスト(シンガポール)
日本と海外で15年以上の経験を持ち、著名人やアーティストのヘアメイクを担当。ブライダルや広告撮影を中心に活動しています。
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Yuki (yukko)|Makeup Artist in Singapore
With over 15 years of experience in Japan and overseas, I have worked with celebrities and artists for weddings, events, and commercial shoots.
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