シンガポールで生活していると、日本ではあまり見かけない野菜や料理に自然と触れる機会が増えます。
本記事では、日常の買い物の中で出会ったヤムビーンという野菜をきっかけに、家庭で再現しやすいロジャの作り方をご紹介します。
あわせて、ロジャという料理を理解するうえで知っておきたい基本的なポイントも整理しました。
読み終えたあと、料理としてのロジャが少し身近に感じられ、「一度作ってみよう」と思っていただけたら幸いです。
ヤムビーンとの出会い
ある日、山芋(ヤム/長芋)を探してスーパーを訪れたところ、目当てのものが見当たりませんでした。そこでローカルの八百屋さんで勧められたのが、今回使用する野菜です。
外側は硬く、形も丸みがあり、日本で馴染みのあるヤムとは印象が大きく異なっていました。切ってみても粘り気はなく、当初は使い道が分からない状態でした。
調べてみた結果、これはマレーシアン・ヤムビーン (jicama/ジカマ)と呼ばれる野菜でした。
ヤムビーンとは何か
ヤムビーンは、東南アジアで広く使われている根菜です。
ヤムビーンの特徴
- 生で食べることができる
- 水分が多く、シャキシャキとした食感
- ほんのりとした自然な甘み
- 大根・梨・たけのこの中間のような印象
- クセが少ないため、甘味・酸味・辛味のあるソースとも相性が良い
家庭での使い方を調べているうちに、シンガポールの伝統サラダ「ロジャ(Rojak)」にもぴったりな食材だとわかりました。
今回は、このヤムビーンを使ったロジャの作り方をご紹介します。

家庭で作るロジャ|簡単アレンジレシピ
ここでは、特別な調味料を揃えなくても作りやすい家庭向けのアレンジレシピをご紹介します。
材料
- ヤムビーン:1/2個
- きゅうり:1本
- パイナップル(缶詰可):適量
- 梨:1個
ソース
- レモン汁:小さじ1〜2
- 黒砂糖(またははちみつ):小さじ1〜1.5
- いりごま:適量
- サンバルチリ:小さじ1〜(辛さは調整)
- Suki Sauce:小さじ1
- オイスターソース:小さじ1
- 水:小さじ1〜2(必要に応じて)
作り方
- ヤムビーン、きゅうり、果物は皮をむき、一口大の角切りにする
- 小さなボウルにソースの材料を入れ、味を確認しながらよく混ぜる
- 具材とソースを合わせ、全体をやさしく和える
- 器に盛り、冷蔵庫で10〜15分冷やす

ポイント:
サンバルチリには発酵エビ(ブラチャン)が含まれており、簡単な配合でもロジャ特有のコクが生まれます。
スキソースで甘味と酸味、ガーリック風味も追加可能です。

ロジャらしさを押さえたオリジナルレシピ
より本格的な味を目指す場合は、以下の材料構成がおすすめです。
材料
- ヤムビーン:150g
- きゅうり:1本
- パイナップル:100g
- マクワウリ(または青マンゴー、グァバ等):100g
- 揚げ豆腐(Tau Pok):1枚
- 油条(あれば):適量
- 砕いたピーナッツ:大さじ2
- 白ごま:小さじ1
ソース
- タマリンドペースト:小さじ2
- ブラチャン:小さじ1
- チリペースト:小さじ1(辛さ調整可)
- 黒砂糖:大さじ1〜1.5
- オイスターソース:小さじ2
- 水:大さじ1〜2
作り方はアレンジレシピと同様です。辛味は控えめにもできるため、家庭の好みに合わせて調整してください。
補足|ロジャを作る際のポイント
ロジャは、使用する食材やソースの配合によって印象が大きく変わる料理です。
まずは家庭で無理なく作れる形から試し、味の方向性を掴むことをおすすめします。
料理として理解しておくことで、外でロジャを食べる際にも、その違いをより楽しめるようになります。
アレルギーがなければ、お子さまでも食べられる辛さに調整可能です。
家庭でも簡単に作れる料理なので、ぜひ気軽に挑戦してみてください。
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