ブライダルや長時間の撮影を担当した際、お客様からよく頂くのが、
「夜になっても全然崩れなかった!」
というお声です。
これは特別なアイテムを大量に使っているわけではありません。
一番大切にしているのは“ベース作り(仕込み)”。
土台が不安定だと、どんなに綺麗に仕上げても崩れた瞬間に一気に全て崩れるため、ベース作りの工程はメイク仕上がりを左右する最重要ポイントです。
この記事では、プロとして実践している「長時間撮影でも崩れないメイクの仕込み方」を紹介します。
崩れにくいメイクは “油分調整” がすべて
メイクアイテムの多くには油分が含まれています。
油分は多すぎても少なすぎても崩れの原因になりますが、特にシンガポールのような高温多湿の環境では
油分が多い=崩れるスピードが速い
という現象が非常に顕著です。
特に注意したいのは以下の3つ。
- スキンケアの油分
- 下地・ファンデーションの油分
- 目周りの油分
ベースメイクに使うアイテムは油分が多いものがほとんどなので、
“ベタつきゼロ”にすることが絶対条件。
ティッシュで軽く押さえて油分をリセットしてからメイクに入るだけでも、崩れ方が大きく変わります。

シンガポールでは「ツヤ仕上げ=崩れやすい」
日本では、“フェイスパウダー少なめ+ベースのツヤで仕上げる”というメイク法に定評があります。
しかし、これをシンガポールでそのまま行うと高確率で崩れます。
理由は単純で、
高温多湿 ×外気と室内(冷房)の温度差が大きいから。
この2つが、ツヤを一瞬で”皮脂崩れ”に変えてしまいます。
そのため私が行っているのは、
- ベースはマット仕上げ
- でも厚塗りにはしない
- できるだけ軽く薄くつける
この “軽いマット仕上げ” が、シンガポールで最も崩れにくい方法です。
マットと言っても“粉っぽさ”ではなく、サラサラで均一なナチュラルマットに整えるのがポイント。

目周りの油分は完全オフが必須
夕方になると、
- 目の下が黒くなる
- 下まぶたにアイラインが落ちてくる
- マスカラがにじむ
という悩みの多くは、実は油分が原因。
目周りに油分が残ったままアイメイクをすると、油分の上でアイシャドウもマスカラも”滑るように”崩れていきます。
そのため、現場では以下を徹底しています。
- 目周りの油分をしっかりオフ
- 下地も極力薄く
- 粉はしっかりのせて土台を固定
目周りは “サラサラのマット” が一番崩れにくい仕上がりになります。

実際にプロが意識しているポイントまとめ
明日からすぐ取り入れられる“崩れないメイクの仕込みポイント” をまとめました。
ベースは軽いマット仕上げ
→ サラッと均一に。ベタつきは完全にオフ。
厚塗りにしない
→ 必要なところに。重ねすぎない。
目周りの油分チェックは必須
→ 夕方の“黒くなる問題”の多くは油分が原因です。
1番見落としがちな部分なので、意識するとメイク持ちが激変します。
この3つを押さえるだけで、メイクは格段に崩れにくくなります。
★プロのチェック方法
油分が残っていないかは、手の甲や指で触ると質感の違いが分かりやすいです。
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